2022.07.13

【野球部】3回戦 試合結果報告

7月12日(火)硬式野球部 

第104回全国高等学校野球選手権福岡大会 3回戦結果

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近大福岡1010003218
鞍手高校2000000002


バッテリー:末廣(直方第三中・竹友会ドラゴンズ)、古井(飯塚鎭西中・竹友会ドラゴンズ)、坂本(碓井中・竹友会ドラゴンズ)―北川(飯塚第二中)
三塁打)北川
二塁打)相坂、河内、山本祐、丸山
一塁打)田上2、丸山、松岡1、相坂2、山本輝
スターティングメンバー:
1 センター   田上 勇之心(桂川中・竹友会ドラゴンズ)
2 レフト    丸山 滉志郎(穂波西中・竹友会ドラゴンズ)  
3 サード    河内 温也(稲築中)
4 ファースト  松岡 朔太郎(稲築東中)
5 ショート   相坂 凌駕(桂川中・竹友会ドラゴンズ)
6 ライト    山本 祐門(桂川中)
7 セカンド   野口 翔希(飯塚第一中・竹友会ドラゴンズ)
8 ピッチャー  末廣 力也(直方第三中・竹友会ドラゴンズ)
9 キャッチャー 北川 祥斗(飯塚第二中)
野手途中出場:上野 蓮央(稲築中・飯塚ボーイズ)
          中川 淳(猪位金学園・西田川レッズ)
          川上 愛斗(育徳館中)
          山本 輝(飯塚第一中)
          北野 兼史郎(穂波西中)
       
            
 ~試合展開~
迎えた3回戦。本校の相手は鞍手高校。4月に行われた今大会の前哨戦ともいわれる福岡中央地区大会では準優勝を果たした力のあるチームです。また、今大会の初戦では、本校が昨年の秋の選手権大会で敗れた豊国学園相手に、延長13回逆転サヨナラ勝ちを収めた粘り強さもあります。本校は、エース末廣を先発に起用し、県大会が決まる大事な一戦に臨みました。
先攻の本校は初回、1死からこの試合スタメンに抜擢された丸山がツーボールからのストレートを強振。打球はセンターへ。センターはダイビングキャッチを試みるもわずかにおよばず、1死2塁のチャンスを作ります。河内は凡退するも松岡は四球を選び、2死1,2塁とすると、打席に入ったのは相坂。初戦で2本のタイムリーを放った勢いそのままに、甘く入った変化球をとらえます。打球はレフトの頭上を越えるタイムリーツーベースとなり本校がまず1点を先制します。
その裏、リードを守りたい本校でしたが、先発末廣の調子は今一つ。味方の失策、2つの四球から2死満塁のピンチを招くと、6番打者に二遊間を破られあっさりと逆転を許してしまいます。
早く追いつきたい本校は3回、2つの四球を選び2死1,2塁のチャンスを作ると、打席に入ったのは先ほど先制のタイムリーを放った相坂。インコースのストレートを振り抜くと、打球は三遊間を真っ二つに破ります。2塁ランナーの田上はヘッドスライディングでホームイン。相坂のこの日2本目、今大会4本目のタイムリーで同点に追いつきます。
末廣は、調子が上がらないながらも粘り強いピッチングで鞍手打線を3回まで0に抑えます。
復調の兆しを見せていた末廣ですが、4回からは初戦で先発した古井にスイッチ。古井は力強い速球と鋭い変化球で4回、5回をパーフェクトに抑えます。
均衡を破りたい本校は6回、相坂のこの日3本目となるヒットなどで2死1、3塁のチャンスを作るも後続が倒れ、なかなか勝ち越すことができません。
 
すると6回の裏、古井が先頭打者に内野安打を許すと、2つの四球を絡められ2死満塁のピンチを招きます。このピンチで迎えたのは一打席目でタイムリーを放っている6番打者。ワンストライクからの2球目の変化球を上手くとらえられると、鋭いライナーが三遊間を襲います。しかし、これをサードの河内が好捕し、サードライナーでこの試合最大のピンチを抑えます。
すると流れは本校へ。7回表、田上、丸山の連打で無死1,2塁のチャンスを作ると、打席には先ほど好プレーのあった河内。変化球を上手く拾うと打球は右中間へ。2塁から田上が生還し、1番からの三連打でついに本校が勝ち越し点を挙げます。なおも、2死満塁から、7番野口に代え、この試合先発から外れた山本輝。ツーボールツーストライクからの甘い変化球を逃さず振り抜くと、打球は1,2塁間を抜ける2点タイムリー。この回貴重な3点を挙げます。
 
8回表には、先頭の北川が右中間を鋭く抜ける三塁打でチャンスメイクすると、続く田上がライト前タイムリー。2死2塁からキャプテン松岡がセンター前タイムリーでダメ押しの2点を追加します。
8回裏からは坂本にスイッチ。坂本は力のあるストレートを武器に、付け入る隙を与えません。
9回表にも本校は1点を追加し、迎えた9回裏。坂本は2死から最後の打者を三振に打ち取り、終わってみれば8-2で鞍手高校に勝利することができました。
中盤まで緊迫した展開が続きましたが、古井がゲームを立て直し、後半は見事な集中打で得点を重ねることができました。

この結果を持ちまして、本校は4回戦進出を果たすことができました。4回戦からは南北のチームが戦う県大会となります。

奇しくも相手は3年前に県大会で対戦した筑陽学園。3年前の雪辱を果たすべく部員一同頑張りますので応援の程よろしくお願いいたします。
県大会もバーチャル高校野球でライブ中継があります。また、お時間ある方は球場での応援もお待ちしております。


~次戦の案内~
日時:7月18日(月・祝)13時より(本校は2試合目。1試合目の結果次第では30分ほど早まる可能性あり)
相手:筑陽学園高等学校
場所:小郡市民球場