教育の目的

建学の精神
「まず人格を養成すること。その後に学問がくる。人格という器に学問を詰め込む」。
これが近畿大学の教育の目的であり、近大福岡にも受け継がれています。
「実学教育」と「人格の陶冶」

近大福岡で5つの力を身に付けて
大切な夢、輝ける希望を実現できる人になろう。

次代を担う力(FUTURE)
最新情報ツールを駆使した対話型・主体的な授業により、未来を見据えた教育を行います。
国境を越える力(GLOBAL)
英検を始めとした検定対策や英会話教育の充実でグローバル社会への対応力を養います。
学び続ける力(STUDY)
進路先決定後の「入学前教育」など、生涯にわたって学び続けることができる生徒を育成します。
ひとりの人間としての力(HUMAN)
道徳教育の観点から、ひとりの人間としての在り方や生き方の教育にも力を注ぎます。
自分で考え行動する力(ACTION)
自ら考え、判断し、自らの力で解決していこうとする「探究力」を備えた生徒を育てます。

学園章は、梅の花弁を、象徴したものです。
五つの花弁は、大学の大、花弁も大。
人そのものでもある。
これは、大学の現およびも未来に向かっての存在と位置をかたどるものです。
一部がやや離れているのは未来志向に基づく内面の未完、
さらに充溢、完熟をめざし向かう形姿。
一本のつよい線に貫かれる。

スクール・ポリシー

人間性重視の「スクール・ポリシー」

本校では、公立高等学校の存在意義や期待される社会的役割、目指すべき学校像である「スクール・ミッション」に基づき、教育活動の指針となる3つの方針すなわち「スクール・ポリシー」を普通科・看護科それぞれに、いずれも人間性重視を筆頭に策定しています。

普通科

グラデユエーション・ポリシー(育成を目指す資質・能力に関する方針)

  • 人から尊敬され、愛され、信頼される人物になるために、まず、人を敬い、愛し、信じることができていること。
  • 卒業後も、得意分野を活かし、将来自分の仕事を通じて社会貢献をしようとしていること。
  • 学び続ける意欲、深い思考力、旺盛な探求心など、高い学力を身に付け、創造性豊かであること。
  • 地域や我が国の伝統と文化を尊重するとともに、グローバル社会・情報化社会で活躍できていること。

カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成及び実施に関する方針)

  • それぞれのコース(S特コース:国公立5教科型、特進コース:3教科重視私大型、進学コース:3教科重視私大・短大型)の特性に応じて、必要な知識・技能、思考力・判断力・表現力、学びに向かう力・人間性等を培います。
  • 近畿大学との高大連携活動を活かし、文理選択・学部学科選択・大学選択からキャリア形成へと繋げます。
  • 総合的探究の時間においては、自ら課題を発見し課題解決に向け、主体的に自ら調べ探求し、協働的な学習力を培うと同時に、プレゼンテーション力を養います。
  • 特別活動(HR活動、生徒会活動、学校行事)においては、主体的に集団に参画し、生活および人間関係をより良く形成する力、人間としての在り方・生き方についての自覚を深める力、自己実現を図ろうとする力を養います。
  • 正課授業を含め、学校生活におけるあらゆる機会を「道徳教育=人格形成」の場と捉え、人としての在り方・生き方教育を推進します。

アドミッション・ポリシー(入学者の受け入れに関する方針)

  • 近畿大学や本校の「建学の精神」・「校訓」を理解し具現化していこうとする意欲のある人。
  • 本校で学習するにあたり、それぞれのコースにおいて必要な基礎学力を身に付けている人。
  • 主体的・能動的に学習に取り組み、高校時代のみならず大学進学後も生涯学び続けようとする人。
  • 自ら課題を発見し、課題解決に意欲的に取り組んでいこうと努力する人。
  • 挨拶、協力・協調・協働すること、他者を思いやること、自分の意見を正しく伝えること、他者の意見に耳を傾けること等、本校において「倫理観を持った集団生活」を学ぼうとする意欲がある人。

看護科

グラデュエーション・ポリシー(育成を目指す資質・能力に関する方針)

  • 生命の尊さを理解し、人間をかけがえのない存在として尊重できていること。
  • 倫理観を持った豊かな人間性を形成するとともに、科学的・専門的な知識・技術・態度を養い、社会に貢献できる看護専門職者であること。
  • 看護職としての専門能力に関心を持ち、卒業後も自ら学び続けていること。
  • 地域医療や国際社会で、使命感と探求心を持って活躍していること。

カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成及び実施に関する方針)

  • 看護科3年間で、英語検定・漢字検定・日本語検定等の各種検定取得を通して基礎教科の充実を図り、国家試験対策の礎とします。
  • 現場で働く医療関係者にも専門教科の指導を担ってもらい、最新医療の知識を身に付けると同時国家試験対策の強化を行います。
  • 学年縦断の少人数集団(チューター制)を作り、生徒間での教え合い・学び合いや支え合いができる教育環境を構築しています。
  • 正課授業や臨地実習にICTを導入し、効果的で実践的な教育を推進しています。
  • 臨地実習においては、患者一人ひとりに寄り添う心や個別最適な看護を学ぶことに主眼を置いた実践的な実習を行います。

アドミッション・ポリシー(入学者の受入れに関する方針)

  • 近畿大学の建学の精神に賛同し、人に愛され、尊敬され、信頼される人物になることを目指す人。
  • 挨拶や言葉遣い等の基本的生活習慣を身に付けており、本校の校則を順守できる人。
  • 看護師になる強い意思があり、5年間学び続ける覚悟を持った人。
  • 看護を通して社会貢献を行い、世の中の役に立とうとする志を持った人。