2022.09.26

【野球部】試合結果報告

9月25日(日) 

第151回九州地区高等学校野球福岡大会 5回戦 結果

 1234567
北筑高校03000003
近大福岡211051×10

バッテリー:田邊(飯塚鎮西中 1年4組)-門司(稲築中・2年3組)
単打)岩屋3、河内、宮本2、門司2、上野
二塁打)河内
三塁打)宮本2
スターティングメンバー
1 ショート  中川 惇(猪位金学園/西田川ボーイズ 1年7組)
2 センター   岩屋 大(飯塚第一中/竹友会ドラゴンズ 2年4組) 
3 サード     河内 温也(稲築中 2年4組)
4 ファースト   河村 悠太郎(直方第三中/直方ボーイズ 1年7組)
5 レフト     宮本 翔生(飯塚鎮西中/飯塚レパーズ 2年6組)
6 キャッチャー 門司 侑大(稲築中 2年3組)
7 ライト 小長 晟那(直方第三中/直方ボーイズ 2年5組)
8 ピッチャー 田邊 周(飯塚鎮西中 1年4組)
9 セカンド 上野 蓮央(稲築中/飯塚ボーイズ 2年6組)
野手途中出場
中野   柊(飯塚鎮西中 2年7組)7回表守備から
〜試合展開〜
 勝てば福岡県大会進出が決まる大一番。夏の選手権大会に続いて県大会進出を目指す本校の前に立ちはだかったのは北筑高校。今大会は3回戦でこの夏甲子園にも出場した、今大会の優勝候補筆頭であったシード九州国際大学付属高校を5-3で下し、24日(土)の4回戦ではこの夏福岡県大会4強の小倉工業相手にも5-4で勝利を収めています。
 対する本校も、この試合まで3試合連続のコールド勝ち。(2回戦9-0鞍手竜徳、3回戦10-3折尾高校、4回戦8-1小倉高校)落ち着いてゲームをすれば必ず結果が出ると信じ、試合へ臨みました。
 
 本校の先発マウンドには1年生エース田邊。連投となりましたが、初回をあっさりと三者凡退に封じます。
 先制したい本校は1回裏、先頭の中川が四球。2番岩屋がバントを試みるもファールが続き、ツーツーからヒッティング。これがショートへの内野安打となります。河内、河村が倒れるも、5番の宮本が外角の直球を捉えると打球は左中間を破る2点タイムリースリーベース。本校は喉から手が出るほど欲しかった先制点を挙げます。
 このままいきたい本校でしたが2回表、先頭打者を当たりそこないの内野安打で出塁を許すと、5番打者に三塁線へ絶妙なセーフティバントを決められるなどし1死1,2塁のピンチを招きます。続く7番打者の打球はショート正面のゴロ。ゲッツーかと思われましたがこれをショート中川が弾いてしまい1死満塁のピンチ。続く8番打者は、スリーツーから直球で詰まらせるも、これが1塁後方へポトリと落ちるタイムリーとなります。しかし、すぐさま1塁手河村が拾い上げ本塁へストライク送球で2塁走者は間一髪アウト!河村が好プレーを魅せます。このまま後続を斬りたい田邊でしたが9番打者に四球を与え2死満塁。続く1番打者はサードへの速いゴロ。これをここまで堅守を誇ってきた河内がまさかのトンネル。2塁ランナーまで生還し、本校はこの回守備の乱れから3点を失い、逆転を許してしまいます。
 追いつきたい本校は2回裏、2死から上野の放った打球はボテボテのゴロ。しかし、これがいいところに転がり内野安打。1番中川が死球。続く2番岩屋がカーブを上手くとらえ左中間へのタイムリーで本校がすぐさま同点に追いつきます。
 3回裏は、敵失と宮本の安打、四球を絡め1死満塁のチャンスを作ると、8番田邊自らセンターへ犠牲フライを放ち、本校がついに1点を勝ち越します。
 田邊は味方に守備の乱れにも動揺せず、ランナーを許すものの粘りのピッチング。5回には2死満塁のピンチを招くも7番打者をセカンドゴロに打ち取り、ピンチを脱します。
 追加点を挙げたい本校は5回裏、先頭の宮本が今日3本目となるセンターへの安打で出塁。守備の乱れをつき、一気にセカンドへ到達します。6番門司はバントの構えからバスターでセンター前へはじき返し無死1,3塁のチャンスを作ります。7番小長は倒れるも、8番田邊の内野ゴロの間に1点。続く9番上野の打球は1塁後方へのフライ。これを二塁手が追いかけランニングキャッチを試みるも弾いてしまい、上野も一気に2塁へ到達します(記録は失策)。1番中川は四球を選び、二死満塁。このチャンスで、2番岩屋は直球を迷いなく振り抜きセンターへの2点タイムリー。続く3番河内は体勢を崩されながらも、左中間の深いところまで飛ばす2点タイムリーツーベースを放ち、本校がこの回5点を挙げます。
 6回裏には先頭の宮本がこの試合4本目のヒットとなるライトオーバーへのスリーベースを放ちます。無死3塁から打席に入ったのは6番の門司。門司は内角直球を振り抜くと、打球はレフト前へ。本校がこの回も追加点を挙げ、10-3とリードを広げます。
 この回を抑えるとコールド勝ちとなる7回、ヒットを2本許すものの、上野のファインプレーなどでなんとか2死1,2塁までこぎつけます。ここで7番打者に直球を捉えられ打球はレフト前へ。しかし、今日4安打2打点と大活躍の宮本が本塁へレーザービーム!生還を狙った2塁走者をアウトにし、ゲームセット。本校が10-3の7回コールドゲームで北筑高校を退けました。
 これで本校は夏の選手権大会に続き、2季連続の県大会進出。そして、創部初の福岡県大会ベスト8。ついに準々決勝にコマを進めることになりました。また、5回戦まですべてコールドゲームと、投打が上手くかみ合っておりますが、夏の大会のレギュラーだったのは河内だけと、まだまだ経験が浅く、発展途上のチームです。次の準々決勝も目の前の試合だけに集中し、一戦必勝であと3つ勝ち星を重ねたいと思います。

引き続き、応援のほどよろしくお願いいたします。