2023.10.10

【野球部】試合結果報告

10月6日(金)第153回九州地区高校野球福岡北部大会準々決勝 @久留米市野球場

近大福岡
11000000  =2
01000134×=9
春日高校

バッテリー: 田邊(飯塚鎮西中 2年4組)、谷口(弓削田中 2年7組)-下見(幸袋中 2年7組)

スターティングメンバー
1 サード       中川 惇(猪位金学園/西田川ボーイズ 2年7組)
2 センター      辰島 開(金田義務教育学校/西田川ボーイズ 1年7組) 
3 ショート      坪根 壮助(香春思永館/鷹羽ボーイズ 1年5組)
4 ライト       河村 悠太郎(直方第三中/直方ボーイズ 2年7組)
5 ピッチャー     田邊 周(飯塚鎮西中 2年4組)
6 レフト          竹松 和紀(直方第三中 2年7組)
7 キャッチャー 下見 光輝(幸袋中 2年7組)
8 セカンド       木戸 月輝也(添田中/西田川ボーイズ 1年7組)
9 ファースト     橋本 大志(飯塚第二中/飯塚レパーズ 1年7組)

先日の5回戦に勝利し今夏に続き福岡県ベスト8。いよいよ準々決勝を迎えました。昨秋も準々決勝にコマを進め、福岡高校相手に延長12回サヨナラ勝利を収めベスト4に進出しましたが、準決勝で東福岡高校に逆転負けで惜しくも九州大会出場は果たせず、1年越しのリベンジを果たすべくこの大会に臨んでいます。まずはこの試合に勝利し、昨秋の成績と肩を並べたい本校でしたが、試合は意外な結末となりました。

先攻めの本校は初回、先頭の中川が四球を選ぶと、出塁率の高い2番辰嶋もきっちりと四球を選びます。坪根は倒れるも1死1,2塁から4番河村が三遊間を鋭く破り本校が幸先よく1点を先制します。

本校の先発マウンドは田邊。ストレートの走りも悪くなく、初回三者凡退で切り抜けます。

2回にも1死から木戸がヒットで出塁すると、橋本が送り2死2塁。ここで中川がしぶとく一二塁間を破り本校が2点目を挙げます。

しかし、その裏、2死1,2塁からライト前にタイムリーを浴び1点を返されます。

追加点を挙げたい本校は3回、2死から下見が三塁線を破るツーベース。木戸もレフト前に落とし2死1,3塁のチャンスを作りますが橋本が倒れチャンスを活かすことができません。

4回にも1死3塁のチャンスを作るも活かせず、5回にも2死3塁から橋本の打球はセンターに抜けるかという打球でしたが、ショート信國選手の好プレーに阻まれなかなか追加点を挙げることができません。

田邊は3回以降は付け入る隙を与えず、5回まで与四球1、被安打3、奪三振5の好投を見せます。

本校はグラウンド整備後の6回にも坪根、河村のヒットなどで1死満塁のチャンスを作ります。しかし、ここでも田邊、竹松が倒れ無得点。初回から6回まで毎回スコアリングポジションにランナーを進めますがあと一本が出ません。

本校の拙攻が続いているうちにだんだんと春日高校が球速の落ちた田邊を捉え始めます。ヒットと四球で2死1,3塁のピンチを招くと、6番打者の打球はショートへ。ベースを踏んでチェンジかと思われましたが、この打球を名手坪根がまさかのエラー。本校がタイムリーエラーで同点に追いつかれます。

同点に追いつかれた本校は7回、この試合初めての三者凡退に抑えられると流れは勢いに乗る春日高校へ。

その裏、内野安打と2つの四球で1死満塁とされるとレフトへ犠牲フライを放たれ1点を勝ち越され、本校がついに今大会を通じて初めてリードを奪われます。
なおも2死1,2塁から4番藤﨑選手の打球はレフト線へふらふらっと上がった打球。これをレフト竹松が取り切れず2点タイムリーとなり本校がこの回3点を勝ち越されます。

8回にも球速が落ちてきた田邊を春日高校打線は見逃さず、2死1,2塁からレフトオーバーのタイムリーツーベースを打たれさらに2点を追加されます。後続にもレフト前へはじき返され2死1,3塁とされるとここでたまらず左腕谷口へスイッチ。田邊は7回3分の2、148球でマウンドを降ります。
しかし、代わった谷口も春日高校打線の勢いを止めることができず、後続に右中間を真っ二つに破られ2者が生還しコールドゲームが成立。本校はまさかの結末でこの大会を終えることとなりました。

序盤は試合を優位に進めるも、欲しかった追加点を挙げることができず、逆に春日高校はチャンスできっちりと点数を取るここ一番での集中力に差を感じました。本校も準々決勝までの5試合すべてで2桁安打を記録するなど、打線自体は今大会好調を維持していましたがチャンスであと一本が出ず、残塁は14を数え、悔しい結果となりました。
今後はチャンスでの1点の取り方、チャンスでのバッティングの工夫、走塁を含め点数をもぎ取る力が必要不可欠であると再確認いたしました。
今大会も実際に球場に足を運んで下さったり、学校で温かい声かけをしていただいたり、本当にありがとうございました。今週から1年生大会も始まりますので、また応援よろしくお願いいたします。