2023.08.21

【野球部】試合結果報告

8月17日(木)第10回福岡中央地区新人野球大会準々決勝 結果

近大福岡   010 230 002 =8
東海大福岡 201 000 06×=9
二)中川、下見、辰嶋、坪根2
本)河村

バッテリー:田邊(飯塚鎮西中 2年4組)、谷口(弓削田中/西田川ボーイズ 2年7組)、永嶋(稲築中 2年4組)-下見(幸袋中 2年7組)

スターティングメンバー
1 サード    中川 惇(猪位金学園/西田川ボーイズ 2年7組)
2 ファースト  平田 大悟(育徳館中 1年3組)  
3 ショート   坪根 壮助(香春思永館/鷹羽ボーイズ 1年5組)
4 ピッチャー   田邊 周(飯塚鎮西中 2年4組)
5 ライト     河村 悠太郎(直方第三中/直方ボーイズ 2年7組)
6 レフト     伊龍 巧馬(穂波西中/飯塚レパーズ 1年7組)   
7 セカンド    木戸 月輝也(添田中/西田川ボーイズ 1年7組) 
8 キャッチャー 下見 光輝(幸袋中 2年7組)  
9    センター   辰島 開(金田義務教育学校/西田川ボーイズ 1年7組)

~途中出場~
永嶋 麗生(稲築中 2年4組)
臼杵 泰史(桂川中/飯塚レパーズ 1年7組)
山本 悠太(桂川中/福岡ブルースターズ 2年6組)
谷口    翔大(弓削田中/西田川ボーイズ 2年7組)

 いよいよ迎えた準々決勝。今大会で決勝まで進出することができれば、秋の九州地区予選ではシード権を獲得することができます。対するは東海大福岡高校。昨年秋、今春、今秋と福岡県ベスト8に進出している福岡県を代表する強豪校です。昨年行われた1年生大会では準決勝で対戦しており、その試合は勝利(10-0)しているものの、全く気を抜けない相手です。試合は序盤から点を取り合うシーソーゲームとなりました。

 先攻めの本校は初回、中川、平田の連打で無死1,3塁のチャンスを作るも、坪根がライトフライ、田邊がセカンドゴロゲッツーでチャンスを潰していしまいます。

 その裏、マウンドには今大会初登板の田邊。しかし、序盤から調子が今一つ上がりません。安打と四球で1死2,3塁のピンチを招くと、4番打者にライト前へはじき返され簡単に2点を先制されてしまいます。

 反撃したい本校は2回、2死1塁から下見がレフトフェンス直撃のタイムリーツーベースを放ち1点を返します。

 その裏、田邊が1死1,2塁のピンチを招くものの、バントで飛び出したランナーを下見が落ち着いて刺し、2死2塁。後続にセンター前へはじき返されるも、センターの辰嶋がホームへ好返球で間一髪のタッチアウト!本校がピンチの目を摘みます。

 3回からは試合中に負傷した田邊に代わって、谷口が急遽マウンドへ。味方の失策により1点を失うも、なんとか後続を断ちます。

 2点差を早く追いつきたい本校は4回、下見、辰嶋の連打で2死2,3塁のチャンスを作ると、中川が左中間にはじき返し、2塁から俊足の辰嶋も生還し同点に追いつきます。

 勝ち越したい本校は5回、坪根がライト線を破るツーベース、谷口のバントが内野安打となり無死1,3塁とチャンスを迎えます。ここで河村悠がストレートを強振。打球は打った瞬間それと分かるレフトへのスリーランホームラン。本校が主砲の一振りでこの試合初めてリードを奪います。

 3回から負傷交代の田邊に代わり、急遽マウンドに上がった谷口は、いつも通りの変幻自在の投球。三者凡退のイニングこそ1度もありませんでしたが、4回から7回まで強打の東海大福岡高校打線を0で抑えます。

 8回からは今大会エースナンバーを背負う永嶋へスイッチ。しかし、先頭打者を失策で出塁をさせると次打者に左中間を破られ4-6。なおも1死3塁からライト前へはじき返され5-6。さらに四球と安打などで2死満塁とされ、3番打者の鋭い打球はセンターへ。3塁ランナーが生還しまずは6-6の同点。逆転の2塁ランナーの生還を許すまいと途中から、ライトからセンターに入った河村悠が猛チャージを懸けるも、この打球をまさかの後逸。打球は無人のセンター後方を転々とする間に、バッターランナーまでも生還を許し、この回まさかの6失点で6-9。本校がまさかの展開で窮地に立たされます。

 なんとか追いつきたい本校は先頭の坪根が今日2本目のツーベースを放ち無死2塁。永嶋が振り逃げで出塁し無死1,3塁。打者河村悠のところで投球がワンバウンドし、その間に永嶋が2塁を狙います。アウトにしようと捕手から2塁へ送られた送球が逸れる間に坪根が生還し7-9。永嶋は3塁へ到達します。次の球もワイルドピッチとなり、永嶋が生還し8-9。本校がノーアウトで1点差まで詰め寄ります。
 しかし、反撃もここまで。河村悠がファールフライ、臼杵、木戸が連続三振に打ち取られ、本校が8-9で惜しくも敗れました。

 エースで4番の田邊を負傷交代で3回から欠くという苦しい展開でしたが、2番手谷口は自責点0の好投で、なんとかゲームを作りました。しかし、河村悠のホームランでリードを奪ったものの、その後は追加点が奪えず、逆に東海大福岡高校に3番手永嶋が捕まり、大量失点で惜敗いたしました。
 新人戦は悔しい結果となりましたが、来春の選抜につながる秋の大会ではチームの目標である福岡県大会優勝ができるよう、また明日から頑張っていきます。
 今大会もたくさんの応援をいただきありがとうございました。
 今後ともよろしくお願いいたします。