2023.06.24

【就職先】産業医科大学病院
川口 慎子 さん

学生時代の授業や復習の大切さを、助産師となった今、改めて感じています。

川口 慎子 さん

【就職先】産業医科大学病院

川口 慎子 さん
平成28年度卒業 看護専攻科 
碓井中学校 出身

私は本校の看護科・看護専攻科を卒業し、現在は助産師として病院に勤務しています。中学3年時、進路を悩んでいた私はあるテレビ番組で出産の現場を目の当たりにしたのをきっかけに「この仕事に就きたい」と思い、助産師になるための通過点として本校を受験しました。初めは友達がいない環境に馴染めるのか、きつい勉強や実習を乗り越えられるのか、不安もたくさんありました。しかし、そんな不安も入学式当日には消え、いつの間にか看護科や普通科にたくさんの友人ができ、とても楽しい高校生活となりました。専門科目の勉強はとても面白く感じましたが、内容の理解に苦しんだり、テスト勉強が思うように進まず、めげそうになったこともありました。日々の授業に真摯に取り組み、復習をこつこつ継続して行うことが、医療スタッフとなって現場で働く今、とても大事なことだったと感じています。臨地実習では様々な疾患を抱えた患者様に出会います。いつの間にか私たちの方が支えられていることに気づき、体や気持ちがきつい中、学ばせていただいている患者様のありがたみを感じました。課題や日々の実習も楽しいことばかりではなく、眠れない夜を過ごし、涙を流したこともありました。担任の先生方や実習場のスタッフの皆さんの手厚いフォローなしでは乗り越えることができなかったと思います。私にとって近大福岡は同じ目標に向かって5年間苦楽を共にした仲間たちと出会えた自慢の母校です。皆さんにもきっとそのような出会いや経験が待っていると思います。