【野球部】試合結果報告

2022.10.31

10月30日(日)
第9回福岡中央地区1年生大会準々決勝結果@中間仰木彬記念球場

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計	H	E
近大福岡	0	0	0	0	0	0	0	1	1	2	8	4
宗像高校	0	0	0	0	0	1	0	0	0	1	6	1

単打)谷口、中川2、田邊、河村2、山本悠、加来
P田邊-中川

スターティングメンバー
１　センター　　　谷口　翔大（弓削田/西田川ボーイズ 1年7組）
２　キャッチャー　中川　惇（猪位金学園/西田川ボーイズ 1年7組）
３　ピッチャー　　田邊　周(飯塚鎮西 1年4組)
４　ファースト　　河村　悠太郎（直方第三/直方ボーイズ 1年7組）
５　サード　　　　山本　悠太（桂川/福岡ブルースターズ 1年7組）
６　セカンド　　　竹松　和紀(直方第三 1年7組)
７　レフト　　　　山田　涼生(穂波西 1年4組)
８　ショート　　　山本　光二郎(飯塚第二 1年5組)
９　ライト　　　　加来　航明（篠栗 /筥崎ジンジャーズ 1年7組）　
～野手途中出場～
永嶋　麗生(稲築 1年3組)

迎えた準々決勝。本校の相手は宗像高校。初戦は青豊高校を15-0の5回コールドで下し、準々決勝に進んできました。1年生の人数も20人と多く、対する本校は11人。厳しい戦いが予想されましたが、田邊の好投に最後は中川が応え、逆転勝ちでベスト４。本校は準決勝進出を果たしました。
本校の先発マウンドには、満を持して田邊が上がります。田邊は今大会初登板。味方の失策で出塁を許すものの落ち着いたマウンドさばきで初回を０で切り抜けます。
先制したい本校は2回表、5番山本悠のヒットなどで2死満塁のチャンスを作るものの1番谷口が三振に倒れ得点を奪うことができません。
田邊は今日は我慢のピッチング。内野の守備の乱れにも動じることなく5回まで四死球1、被安打０でスコアボードに0を並べます。
試合は両校の池川投手と、本校田邊の投手戦となり互いに0行進のまま試合は6回裏を迎えます。
6回裏、先頭打者の1番鶴崎選手にこの試合初めてヒットを許します、次打者に送られ、1死2塁。ワイルドピッチで3塁に進まれると3番倉澤選手の放った打球は詰まった小フライ。しかし、前進守備のセカンド竹松がこのボールを処理しきれず後逸し、そのまま打球はセンター前へ。（記録はヒット）本校が不運な形で先制を許します。
反撃したい本校でしたが、池川投手の力のある速球をなかなか捉えきれないまま試合は終盤8回表を迎えます。この回先頭の1番谷口がレフト前に鮮やかにはじき返すと、2番中川も左中間へ運び無死1，2塁。3番田邊も迷わず強攻。田邊の打球はピッチャーを襲い、ピッチャー強襲のヒットで無死満塁。この試合最大のチャンスを迎えます。4番河村は倒れ1死満塁。ここで打席には今日ヒットも放っている5番山本悠。しかし、山本悠は直球を振り抜くも、詰まった打球はピッチャーへの平凡なゴロ。万事休すかと思われましたが、池川投手がこの打球をまさかのファンブル。本校がなんとか同点に追いつきます。なおも1死満塁でしたが後続は連続三振を喫し、この回は同点止まり。
その裏本校は、先頭の1番鶴崎選手に今日二本目のヒットを許すと、2番都留選手にも続かれ1死1，2塁のピンチを招きます。ここで3番倉澤選手の打席でダブルスチールを決められ1死2，3塁。本校が土俵際まで追い込まれます。スリーボールから倉澤選手の打球はショートへの強い打球。難しいバウンドとなりましたが今日ショートに入っている山本光がこの打球を好捕し、落ち着いて本塁へ転送。3塁走者はタッチアウト！後続も抑え、この回を何とか０で切り抜けます。
勝ち越したい本校は9回表、1死から9番加来がライト前へはじき返すと、1番谷口が粘った末に四球を選び1死1，2塁。ここで2番キャプテンの中川。中川は高めの直球を振り抜くと打球は三遊間を真っ二つに破り、2塁から加来がヘットスライディングで一気にホームイン！本校がこの回ついに勝ち越します！
このまま逃げ切りたい本校でしたが、先頭打者を失策で出塁させ、無死1塁。次打者は三振で打ち取り1死1塁。7番梶原選手にはレフト前へ運ばれ1死1，2塁。ここで8番池川選手に代打古賀選手。ツースリーとなり、バッテリーが選んだのはストレート。打球はショートへのゴロとなり、山本光が落ち着いて捌き、６－４－３のダブルプレー。本校が苦しみながらも準々決勝を突破しました。
持ち前の終盤の粘り強さを発揮し、なんとかシーソーゲームをものにすることができました。田邊の好投に最後は中川が応え、経験豊富な1年生の底力を見ることができました。この結果を持ちまして本校はベスト４。少ない人数ながらも全員野球で力を合わせ、次戦も勝利できるよう一生懸命頑張りますので応援のほどよろしくお願いいたします。