2021.07.08
野球部 第103回全国高等学校野球選手権福岡大会2回戦結果
7月6日(火9第103回全国高等学校野球選手権福岡大会2回戦結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 | |
古賀竟成館 | 1 | 0 | 3 | 3 | 5 | 0 | 0 | 12 |
近大福岡 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 | 0 | 1 | 5 |
バッテリー:中川(2回)・末廣(直方三中)(1回1/3)・坂本(碓井中)(1回3/2)・森田(2回)―橘
本)橘 二)橘、山本祐 一)松岡、森田
スターティングメンバー
1 ショート 杷野宵大(桂川中)3年3組
2 キャッチャー 橘 人和(香春中)3年7組
3 ファースト 森田康聖(赤池中)3年6組
4 ライト 山本祐門(桂川中)2年6組
5 サード 野口翔希(飯塚一中)2年6組
6 レフト 松岡朔太郎(稲築東中)2年5組
7 センター 木下将大(穂波西中)2年6組
8 ピッチャー 中川 諒(猪位金学園)2年7組
9 セカンド 上野 蓮央(稲築中)1年6組
途中出場:2回裏代打 松本武丸(桂川中)3年7組
3回表守備 相坂凌駕(桂川中)2年4組
5回裏代打 山本修造(金田中)3年5組
5回裏代打 北原巧太(桂川中)3年6組
5回裏代走 小林靖空(飯塚一中)3年3組
6回表守備 北川祥斗(飯塚二中)2年6組
6回表守備 白石凌也(添田中)2年5組
~試合展開~
本校の初戦の相手は古賀竟成館高校。秋、1年生大会、春、夏と、先日行われた福岡中央地区大会以外の公式戦ですべて初戦で対戦と、この代とは不思議な縁のあるチームです。(秋4-5✕、1年生大会4-2〇、春10-12✕)対戦成績は1勝2敗であるものの、実力は拮抗しており、この試合でリベンジを果たそうと意気込んで臨んだ試合でした。
本校の先発は2年生の中川。春以降練習試合で安定した投球を続け、夏の初戦のマウンドを任されました。公式戦初登板が夏の大会と、プレッシャーのかかるマウンドでしたが、初回簡単にツーアウトを取ります。続く3番打者の打球は完全に打ち取った打球。しかし、ショートの杷野が握り直し、一塁セーフ。(記録はヒット)その後、盗塁を決められると、四番打者の打球はサードへ。真正面の強い打球をサード野口が処理しきれず(記録はヒット)、本校は先制を許してしまいます。
反撃したい本校はその裏、橘がライトフェンス直撃の2塁打を放つものの後続が続かず無得点。中川は2回のマウンドも、先頭打者に安打を許すものの落ち着いて後続を打ち取ります。
3回から好投の中川に代え、末廣にスイッチ。しかし、先頭打者をファーストゴロエラーで出塁を許すと、2死1,3塁からショート杷野のタイムリーエラー、サード野口がまたも速い打球を処理しきれず(記録はヒット)、この回失策絡みで3点を失ってしまいます。
3回裏、森田がライト前にタイムリーを放つものの、4回表、末廣が相手打線に捕まります。4本の長短打を絡められこの回も3点を失い、1-7と厳しい試合展開となります。
5回表、4回の途中からマウンドに上がった坂本が簡単にツーアウトを取るものの、ここからいきなり崩れます。4本の長短打と、2つの押し出し四球で大量5点を失ってしまいます。
1-12と大きくリードされた本校は、5回裏。この回2点を取らなければ5回コールドゲーム(10点差)で試合が終わってしまうという危機的状況の中、1死1,2塁で、2番橘が打席へ入ります。ワンボールからの2球目でした。内角の直球を上手く捌くと、打球は高々と上がり、ライトスタンドへ。起死回生のスリーランホームランでなんとか望みをつなぎます。
6回表からエースナンバーの森田へスイッチ。森田は気合十分、迫力満点のピッチング。6回、7回をパーフェクトに抑える力投で、7回の攻撃に望みをつなぎます。
7回裏、この回2点以上取らなければ試合が終わってしまう(7回7点差コールドゲーム)という状況で本校はなんとか1点を奪います。続く2死、2塁から松岡の鋭い打球はセカンドの正面へ。本校は5-12のコールドゲームで夏の大会を終えることになりました。
今年のチームは、主力の多くが2年生という若いチームでしたが、最後のこの試合は3年生が躍動しました。3年生の森田はエースとして、気迫を前面に出すピッチング。逆転を信じ力投しました。
3年生橘も、先日行われた大学生との練習試合で2打席連続ホームランを放つなど打撃好調の中迎えた夏の大会で、またもホームランを放つなど、その力を十二分に発揮してくれました。
他の3年生も全員がベンチ入りを果たし、それぞれの役割を全うしてくれました。結果は予想以上の大差がつき、残念でしたが、選手は本当によく頑張りました。
応援をありがとうございました。