校長あいさつ

躍進・充実の近畿大学附属福岡高等学校

近畿大学学園は、「実学教育と人格の陶冶」を建学の精神とし、「人に愛され、信頼され、尊敬される人」を育成することを教育の目的としています。附属福岡高等学校では、この教育の目的を共有し、その具現化に向けて取り組んでいます。

新しい学習指導要領では、社会の変化が加速度を増す中で、これから学んでいく生徒たちが大人になる頃の社会のあり方を見据えながら、どのように「知・徳・体」にわたる「生きる力」を育むのかが重要視されています。
 一方的に知識を与えるだけでなく、「主体的・対話的で深い学び」いわゆるアクティブ・ラーニングの視点や「ICT機器の活用」による授業改善を更に充実させ、生徒たちがこれからの時代に求められる資質・能力を身に付け、生涯にわたって能動的に学び続けることを目指して行きます。
 討論など課題に対して意見を出し合い、解決法を探る授業をはじめ、国語では授業で学んだ語彙を表現に活かしたり、数学で学んだ数式や社会で学んだ情報を、問題を解くためだけでなく、身近な場面に結び付けたりと、授業で学んだことをいかに実生活に結び付け、活かして行ける力を養うかを課題として取り組んで行きます。
 附属学校として教育の目的を持ちつつ、生徒の学力・人間力を向上させるための取り組み等について常に研鑽を積んで参ります。

本校は、15の学部を有する日本でも有数の総合大学であり、10年連続日本一の志願者を集める近畿大学の附属高校です。その強みを活かしてきめ細やかな進路指導体制を整えていますので、近畿大学への進学はもとより、国公立大学への進学実績も着実に伸ばしています。人生の礎をつくる高校時代を本校で過ごし、勉学はもちろん、部活動や学校行事でも互いに切磋琢磨しながら、皆さんの夢や希望を現実のものにしませんか。

近畿大学附属福岡高等学校 校長 篠木守展